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大場 弘則; 荒木 政則; 柴田 猛順
Japanese Journal of Applied Physics, 33(5A), p.L693 - L695, 1994/00
被引用回数:2 パーセンタイル:17.88(Physics, Applied)電子銃るつぼで発生させた原子ビームを原子法レーザー同位体分離の研究に用いているが、原子ビーム密度が100Hzで変動していることを経験している。このため銅の蒸発表面温度の時間変化測定を試み、原子ビーム密度の時間変化との関係を調べた。表面温度は高速度赤外温度計で、原子ビーム密度は四重極型質量分析計で測定した。その結果、蒸発面温度は周期的に変動しており、原子ビーム密度の変動周期と一致していた。さらに両者の変動の割合も一致していた。これは表面温度の時間変化が原子ビーム密度の時間変化を引起こしていることを示している。表面温度の時間変化は電子銃電源の50Hzの変動により、電子ビームスポット径、スポット位置がわずかに変化するために生じると考えられる。
小倉 浩一; 柴田 猛順
Atomic Collision Research in Japan, No.18, 0, 77 Pages, 1992/00
原子ビームの利用では、原子の準安定準位密度分布を知ることが不可欠である。電子ビーム加熱蒸発で生成したGd原子ビームの準安定準位分布を求めた。共通の中間準位を用いて、準安定準位にある原子を2波長2段階共鳴イオン化した。1段目のレーザー光強度を十分強くし、中間準位密度を飽和させて、生成するイオン量から準安定準位分布を求めた。準安定準位密度分布を決めるとき準安定準位と中間準位の縮退度を考慮した。求めた準安定準位密度分布から決めた原子励起温度は、蒸発量が少ない時は蒸発面温度に近いが、蒸発量が増大すると蒸発面近傍でのGd蒸気の膨張冷却により原子励起温度も蒸発面温度よりはるかに低くなっていることがわかった。